クラブサンスター掲載記事後記④〜40代頑固になっていませんか？デンタルケア『プラークコントロール編』〜

2020年10月15日ブログ

前回まで40代のお口の状態をお話ししましたが、これからどうするかが大事！

後記②でアラフォーから歯を失ったことがある人が増え、アラフィフになるとぐっと割合が増えると言いました。それでは…

問題。歯を失う三大原因ってなんでしょう？

答えは『虫歯、歯周病、力』です。

虫歯と歯周病は、口腔細菌に起因するので予防法としてはやはりプラークコントロールが一番大切になります🦷✨

まず、歯を磨く回数です。毎食後が理想的ではありますが外出時や勤務中は難しいと思います。なので、就寝前と起床時の2回はせめて磨いて欲しいです🌙☀️

データからも77%もの人が毎日2回以上、歯を磨いてくれています😆

1日の汚れを寝る前の歯磨きで落とし、寝ている間に増えた細菌を朝の歯磨きで落とす！年々習慣づいてきたというデータですね。

それでもなぜ、磨いてても虫歯になるんでしょうか？？

もしかすると歯磨きも自己流になってしまっているのかもしれません。磨いてると磨けてるは違いますから、、もしそうだとしたら勿体ないですよね。

40代の口腔内には補綴物が多いので歯ブラシだけで清掃するのは至難の技💧

そこで！ブリッジや歯茎が下がっている部分は歯間ブラシやタフトブラシなどの補助清掃グッズを活用するのをオススメします。

しかしながら、厚生労働省平成28年度歯科疾患実態調査によると、まだまだ補助清掃グッズを取り入れていない人が約半分もいるんですね😵

口の中が細菌だらけだと、虫歯・歯周病のリスクが増えるのはもちろん、口腔内から全身に菌が回り様々な全身疾患のリスクも高まります。

磨き残したデンタルバイオフィルム（デンタルプラーク）は3日もあれば歯石になり、自分では取り除けなくなるので歯科医院での定期的な歯のクリーニングや歯磨き指導を受け、セルフケアができる口腔環境に戻してあげる事が大切です。

歯科医院でのクリーニング後は、歯の表面に再び細菌が付着するのを予防する目的で洗口液を歯磨きと併せて毎日持続的に使うことも、セルフケアのポイントになります😊

初雁歯科クリニックでは、治療を通じてご自身でセルフケアできるよう、クリーニングはもちろん歯磨き指導にも力を入れています。

次回は、歯を失う原因３つ目『力』の話題です。

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