前回は厚生労働省のデータをご覧いただきました。ご自身の口腔内、データと比べてみていかがでしたか?
データを元に臨床的に『お口元を通してみる40代の特徴とそれが引き起こす症状』をまとめてみました📝🧐
①詰め物や被せ物、入れ歯が装着されている
→ケアが難しく、再び虫歯になりやすい。
合っていない補綴物による部分的な歯周病になりやすい。
②働き盛り世代のため、ストレスによる歯ぎしり、食いしばりをしている人が多い
→舌の脇がギザギザしていたり、頬の内面に歯型がありませんか?👅
歯が折れたり欠けやすく、楔状欠損、知覚過敏、根尖病変が生じやすい。部分的な歯周病が認められることも!
③加齢に伴い顎の骨が減ってゆく
→歯ぐきが下がり、歯が長くなった感じがしてきます。隙間(ブラックトライアングル)が気になる場合もあります。
知覚過敏や根面カリエスになりやすい。
④不摂生な生活や、喫煙および嗜好品の摂りすぎ
→特にタバコは百害あって一利なしです🚭
歯周病、虫歯、歯や歯茎の黒ずみ、口臭を引き起こします。
⑤自己流のオーラルケア
→その歯磨き合ってますか?!大人になるとクセが出てきちゃいますよね😅
間違った歯磨きは虫歯、歯周病、楔状欠損、口臭につながります。
⑥健康状態や疲労、過度のストレス
→お口の中にサインが現れる事が多いです!
急に歯ぐきが腫れて痛くなる、歯ぐきや舌の色が変わったり…。糖尿病の方は歯周病になりやすいので要注意!
⑦顎骨吸収、顔の筋肉の衰え、歯の喪失、合っていない補綴物
→顔や首元のたるみや皺。唇にボリュームがなくなり口角が下がってへの字口に💋
口元の皺の代表としては法令線やマリオットライン、梅干し皺が挙げられます。
⑧女性ホルモン『エストロゲン』の分泌量が減少する→唾液の分泌量の低下(ドライマウス)により虫歯や歯周病のリスクが高まります。ドライマウスの度合いが酷いと、口腔内がピリピリする方もいます。
どうですか?思い当たる点はありましたか??
でも、、自分の状況に気がついたらそのときがチャンスなんです✨ここでどうケアしていくか?がまさにターニングポイントなんですよ!
次回より、アンチエイジングに役立つデンタルケアのお話をします。
Club Sunstar さんの掲載記事はこちら💁♀️
https://www.club-sunstar.jp/article/column/oral/2555/
インタビュー記事のご紹介YouTube動画はこちらになります🕊