初雁歯科クリニック
新宿御苑前駅徒歩1分の歯科医院

当院の感染症予防対策への徹底した取り組みについて

クラブサンスター掲載記事後記⑤〜ジム通いの40代『力のコントロール』〜

そして、歯を失う原因の3つ目『。ぴんとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

簡単に言うと過度な力によって歯が割れてしまった場合です。力には外力自分の噛む力があります

ボールやコンタクトスポーツなど外力によるものに対しては、スポーツ用マウスガード(マウスピース)の使用が予防になります。もちろん、ジムなどでウェイトトレーニング時にググッと噛み込む時にも有効です。

スポーツ用マウスガードは、首が固定されて脳震盪の軽減にもつながったり、パフォーマンスがアップする嬉しい効果も認められています!

そして、自分の噛む力も場合によっては歯へのダメージとなります。

頬の内面に線がある方、舌の脇に凸凹がある方は要注意です👅

寝ている間にもしかすると歯ぎしりや食いしばりをしているかもしれません。

就寝時は無意識なので、想像以上に強い力で歯ぎしりや食いしばりをしてしまいます。一説によると日中のストレス解消になっているそう😓

そんな方には就寝時用のマウスピースの着用がオススメです。

さて、ここまではマウスピースのクッション効果による歯の守り方でした。マウスピース以外に方法はないのでしょうか?

例えば日中のデスクワーク時や家事をしている時、上下の歯が接触していませんか?

食事や会話などを含め上下の歯と歯が接触している時間は1日わずか17分と言われています。

唇は閉じていても歯と歯は触れていない(安静空隙といいます)のが通常なんですね。

つまり、弱い力でもずーーーっと持続的に掛かっているとそれも良くないんです。

とはいえこれはもう癖なので、なかなか直しにくい。

そこでTCHTooth Contacting Habit)法という方法があります。

例えばパソコンやドアの前にシールを貼っておき、それを見たら口を開けましょう。それを新しく習慣付けることで、もし歯と歯が接触していたとしても一度リセットされます👄

そして噛む力自体を弱くする方法として咬筋ボツリヌス療法があります。

ボツリヌス治療はボツリヌス菌が作る天然のたんぱく質を筋肉に注射することで、筋肉をリラックスさせる方法です。歯ぎしりや食いしばり、ガミースマイルなどを改善します。

以上が歯を失う原因3つ目『力へのコントロール』になります💪😬

働き盛り世代、歯を守りながら上手にストレス解消したいです。ついでにスポーツのパフォーマンスも良くなっちゃうかもしれませんね!

Club Sunstar 掲載記事はこちら💁‍♀️

https://www.club-sunstar.jp/article/column/oral/2555/

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