初雁歯科クリニック
新宿御苑前駅徒歩1分の歯科医院

当院の感染症予防対策への徹底した取り組みについて

初雁歯科クリニックの咬筋ボツリヌス治療 歯ぎしりや食いしばりにお悩みの方へ

当院では歯ぎしりや食いしばりなどの症状あったり、咬む力が強い患者様へ咬筋ボツリヌス治療を行っています。患者様からのご質問に『注射をしたらもう噛む力は戻らないのか』、『どれくらいで後戻りするのか?』というものがあります。

個人差があるのですが、参考にこちらのページでご紹介した矯正後リテーナーを噛んで割る患者様のその後の経過をご覧いただければと思います。

以前の経過をまとめると、咬筋ボツリヌス投与前(2023.3.11)から投与後(2023.4.1)の MyOnyx測定最大値の変化は以下でした。

左側咬筋が225.06μV→39.48μV

右側咬筋が389.47μV→47.49μV

6ヶ月後の測定値(2023.10.7)を測定しました。

左側咬筋が123.97μV

右側咬筋が147.43μV

6ヶ月後はもともとの噛む力までは戻っていませんが、左側咬筋84.49μV、右側咬筋99.94μVずつ噛む力が戻っており、再び女性平均80μV、男性平均100μVを超えています。そして、またもや矯正用リテーナーを噛み割るようになっていたのでボツリヌストキシンを再投与することにしました。

しかし初回よりは噛む力が低いので、ボツリヌストキシンの投与量は半分量にし、さらに左右のバランスを整えるよう投与量を調整にしました。

(Hugel社Botlaxを4UNIT/0.1mlに希釈。左: 0.2ml、右:0.3ml注入)

約1ヶ月後の結果です。

左側咬筋が123.97μV→32.23μV

右側咬筋が147.43μV→39.10μV

前回の半分量で効果が得られ、ほとんど左右差もありませんでした。

このように初雁歯科クリニックでは患者様の咬む力をデータ化することで、闇雲にボツリヌス治療を行うのではなく患者様に合った投与量、投与時期を設定しています。

当院ならではのオーダーメイドのボツリヌス治療を行っていますので、噛みしめが気になる、歯が欠けたり詰め物が割れる等、気になる症状がある患者様はお気軽にご相談ください。