初雁歯科クリニック
新宿御苑前駅徒歩1分の歯科医院

当院の感染症予防対策への徹底した取り組みについて

素人だからこそスポーツ用マウスピース(スポーツマウスガード)を使いましょう 〜歯科医院と市販品の違いも説明しています〜

在宅ワークになって久しい方や春からの新生活にむけてスポーツジムやボクシングジムなどで運動を始めた方も多いようですね。当院の患者様も多くの方が健康管理のためにジムに通われています。

適度な運動は心身の健康のためにとても大事なことですが、歯科にとっては張り切りすぎたりスポーツの種類によっては歯が欠ける、痛む、知覚過敏のようにしみるようになった、顎が痛いなどなどの症状が出ることがあります。

コンタクトスポーツ(ボクシングやキックボクシング、サッカー、アイスホッケーなど)の場合は、歯が折れてしまうことさえあります。

そこで予防策として登場するのが『スポーツ用マウスピース、スポーツマウスガード』です!

スポーツ用マウスピースの目的は大きく3つあります。

①パフォーマンスUP…噛み合わせを安定させることで、首がすわり力を発揮できます。

②外傷から口腔、口まわりを守る…外力やくいしばり(スポーツクレンチング)による過度な力を分散、クッション代わりになります。

③脳震とう予防…顎や胴体への衝撃によって生じる脳震盪に対する効果。安定した咬合によって首がすわるので脳震とう予防が期待されます。

スポーツ用マウスピースはプロだけのものではなく、自己流になりがちな素人だからこそ取り入れるべきだと思います。パフォーマンスも向上する上に身体にも良いですものね。

さて、通販サイトの市販品や歯科医院以外でもカスタムマウスガードを取り扱っているようですが、一般社団法人日本スポーツ歯科医学会では警鐘を鳴らしています。

一般社団法人日本スポーツ歯科医学会より

厚みや一番奥の歯(第2大臼歯)までしっかり上下の歯が噛み合うようにするなど様々な知識と経験が必要なので市販品よりお値段はかかりますが、歯のプロ歯科医師のもとで作りましょう。

安価だからとお口に合わないものを作って、万が一歯が折れてしまったりしたら大変なことになりますから、、、。

そしてスポーツマウスガードは競技によって規定の色があったり、厚みも様々です。

もちろん競技規定がなければ
お好きな色でオリジナルマウスガードも作れます

各種競技とマウスピースの色については各競技連盟、競技協会にてご確認ください。エクササイズで人気のボクシング、キックボクシングは着用義務があります。ちなみに、ボクシング(アマチュア)は赤以外、野球は白かクリアのみです。

また、スポーツ用マウスピースの洗浄法、保管についてはこちらのYouTube動画をご参考になさってくださいね。スポーツウェアのポケットに入れたまま、洗濯機に入れないようお気をつけください。劣化するとパフォーマンスが落ちるので、半年から一年に一回は作り直すことが推奨されています。

初雁歯科クリニックのパンフレット①
初雁歯科クリニックのパンフレット②

マウスガードが気になる方は定期検診、虫歯や歯周病などの普段の通院時はもちろん、お気軽にお問合せください。スポーツウェアを揃えるのと同じ感覚で大丈夫ですよ!